2010年7月9日金曜日

北海道の図書館史

事務局2号です。

私自身、書店に取り寄せを頼んだばかりで、
まだ手元に届いていないのですが、こんな本が出ました。

藤島隆『貸本屋独立社とその系譜』(北海道出版企画、2010.6)


著者は、『北海道図書館史新聞資料集成』などの編著もある藤島隆氏です。
既発表原稿をリライトする形で一冊にまとめられたようですが、
貸本屋のほか、北海道の図書館、青年団と図書館の活動など
かなり具体的な資料をもとに説明されています。

非常に興味深いのは、北方文化を作る基盤として
郷土資料を集める動きなどが位置づけられている点です。
地方文化史のなかの図書館、というテーマについて
じっくり読んで考えたいと思います。



…と、思ったら、書物蔵さんのブログにて
とっくに紹介されていた文献でした。畏るべし。

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