2011年7月31日日曜日

終戦時新京 蔵書の行方

間が空いてしまいましたが、図書館史関連資料の紹介です。

『資料展示図録 終戦時新京 蔵書の行方』(京都: 京都ノートルダム女子大学人間文化研究科人間文化専攻, 2011.3)は、京都ノートルダム女子大学人間文化研究科人間文化先行主催(展示企画:岡村敬二)の展示会の図録です。開催期間は平成23年3月29日から4月12日、会場は京都ノートルダム女子大学学術情報センター前渡り廊下とのこと。

目次は次のとおりです。

  • はじめに
  • I 新京という町
    • 長春の町の歴史
    • 寛城子とロシア
    • 満鉄附属地
    • 商埠地の形成と城内
    • 満洲国の成立と国都新京
  • II 新京の文化機関
    • 大学
    • 博物館
    • 図書館
    • 新聞社
    • 出版
    • その他
  • III 焼かれた蔵書 北小路健の場合
    • 出版統制と満洲出版文化研究所
    • 北小路健の履歴
    • 渡満と教員生活
    • 東京帰還と再渡満
    • 終戦と焼かれた蔵書
    • 長春で暮らす
  • IV 蔵書を残す 「文化財処理委員会」
    • 杉村勇造の終戦
    • 「文化財処理委員会」とそのメンバー
    • 収集と展観
    • 「文化財処理委員会」の活動
  • 後記・図版一覧

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